自民党の武田良太さんは、菅内閣では総務大臣を務めたことをはじめとして、さまざまな要職で活躍してきましたが、実は若い頃に妻を亡くし、苦労の多い半生を送ってきたということがわかりました。
本日は武田良太さんとその妻、お子さんについて調べてまとめました。
ぜひ最後までお読みください！
武田良太の亡き妻と再婚の有無
武田良太氏は、若い頃に妻を亡くしています。
その後に武田良太さんが再婚したという情報はなく、ずっとシングルのままでいるようです。
夫人の聡子さんが亡くなったのは2007年8月31日のことでした。
聡子さんは享年36歳、その時の武田良太さんは39歳、一人娘は4歳だったといいます。
※聡子さんは享年35歳で、当時の娘さんが5歳とする情報もあったのですが、後述の通り武田氏が語っている年齢で書くことにします。
武田良太さんが国会議員になったのが2003年ですから、議員になってからわずか4年後に奥さんを亡くしたことになります。
武田氏はその後に再婚することなく、20年近くもの間を娘さんと二人三脚で歩んできたのですね。
妻が亡くなった時のことを武田良太さんが2023年に番組で語っていました。
「(妻は)36歳かな。
ちょうど実家に帰っていたんですけど、寝ているときに心臓が止まっていたんですよね。
しばらく入院したがその後に亡くなった。
（娘は)4歳」
引用：文藝春秋電子版公式YouTube
聡子さんに心臓発作等が発生し、一時的に命を取り留めたものの、その後に亡くなってしまったということのようです。
武田氏は2003年に衆議院議員に初当選しましたが、2年足らずで2005年の郵政解散がありました(武田氏は郵政民営化に反対票を投じた自民党議員の一人でした)。
「2005年の郵政解散の後の選挙では、妻が選挙戦を一緒に戦ってくれた」とも語っています。
聡子さんが亡くなったのが、2005年の郵政選挙から2年後の2007年のことですから、武田氏は衆議院議員の2期目の時だったということですね。
妻と過ごした時間は本当にあっという間で、議員生活の大部分そして人生を夫人がいない状態で送っていることになります。
地元の福岡と東京の往復生活でしょうし、娘さんを育てるという面においても本当に大変な思いをしてこられたでしょう。
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武田良太は娘を男手一つで育てた苦労人だった
武田氏がこのことを語った2023年10月の時点で娘さんは大学生ということでした。
武田さんは妻が亡くなった後に自宅にあまり戻ることができない時期があり、姉が娘さんの面倒を見てくれていた時もあったと話しています。
「姉」とは武田氏自身のお姉さんなのか、それとも亡くなった妻のお姉さんなのか調査でははっきりしなかったのですが、武田氏の語り口からは、武田氏の姉であるように感じられました。
議員という仕事柄もあり、現実的に一人でお子さんを育てるということは難しかったでしょうが、本当につらく大変だったことでしょう。
こちらも武田氏が語っていることですが
「男は、結婚して勝手に自分のほうが先に死ぬと思い込んでるから。
ポカーンと穴が開いた状態だった。
ぼう然とするよね。
あの時の感覚というのは…違う世界に自分がいるような感じ。
死に別れっていうのはね…。
うーん」
「おかげさまで娘は今は大学に行っているんですけどね」
引用：文藝春秋電子版公式YouTube
武田良太氏が夫人を信頼して頼っていた様子がわかります。
このような形での妻との別れは、全く予期していなかった突然のことだったと思われますね。
周囲の人の協力や助けも借りながらも娘さんを一生懸命に育ててきたのでしょう。
「おかげさまで娘は今は大学に行っている」という言葉には、助けてくれた周囲の人への思いと、苦労を乗り越えて自身が一息ついた感じと、そして娘さんに対する思いもにじみ出ているような感じがします。
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武田良太の家系 伯父は内閣官房長官だった田中六助
武田良太氏は、第1次大平内閣で官房長官を務めた田中六助氏を伯父に持っています。
田中六助氏は、武田良太氏の母である淳子さん(故人)の兄です。
武田氏が幼いころから選挙区に帰っているときの伯父は武田氏宅を訪れていたようで、伯父の影響で政治家を志すようになったと武田氏自身も語っています。
ただ田中六助氏は武田氏が高校生だったころに亡くなっているので、伯父の地盤をそのまま受け継いだということではありません。
武田良太さんは実際に衆議院選挙には3度落選していて、2003年に4度目の立候補にして初めて当選しているのです。
当選するまでの間は亀井静香氏の秘書を務めてきたそうです。
このあたりからも、大変苦労しながらもめげずに努力する人物像がうかがえますね。
そして武田氏の父・武田良行氏はいくつかの会社を営み、西日本建設工業社長や豊津観光開発(ゴルフ場などのリゾート施設)社長などを務めた人物でした(現在は故人)。
生まれ育った家庭は裕福で恵まれていたかもしれませんが、これまでには苦労がいくつもあったのですね。
自民党の二階派の武田良太氏ですが、二階俊博さんは武田氏について「自分の苦労話をしないで、与えられた仕事をきちんとこなす」と語っていました。
今後も武田良太氏の活躍が楽しみですし、娘さんの幸せを願いたいですね。
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