朝ドラのおむすびが絶賛放送中ですね。
ヒロインの結たちが糸島にいたころに宴会の料理に出てきた汁物はいったい何だろう。
見慣れないものだったので調査したところ「そうめんちり」という福岡県糸島の郷土料理だとわかりました。
NHK「きょうの料理」のレシピになります。
興味のある方はぜひ作ってみてくださいね。
米田家のそうめんちり|材料と下準備
朝ドラおむすびの米田家のそうめんちり。
糸島フェスティバルの打ち上げの席で出されましたね。
とってもおいしそうですね。
宴会料理を紹介🍙
— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) October 29, 2024
お椀にそうめんを入れ、豆腐や白菜などの野菜を鶏だしで炊いた甘めの汁をかける、そうめんちり。
九州で広く食べられているかしわ飯のおむすび。
祭りや親睦会など、ハレの日に食される郷土料理です。
糸島の味を堪能したみなさんでした✨#朝ドラおむすび #朝ドラごはん pic.twitter.com/JYXCkEeTsB
材料(4人分)
- 鶏モモ肉400g
- 青ネギ1/2わ
- 焼き豆腐半丁(150g)
- 白菜300g
- 糸こんにゃく(200gくらい)
- そうめん200g
- 水1.5リットル
調味料
- 砂糖60g
- しょうゆ100cc
- 鶏がら1羽分
そうめんを固めにゆでておき、焼き豆腐は一口大に切り、野菜類も適度な大きさに切る。
糸こんにゃくは下ゆでしておく。
朝ドラおむすび米田家のそうめんちり|レシピ(作り方)
鶏がらスープをとる
鶏がらに熱湯をかけてごみをとる(臭みのない仕上がりになる)
鶏がらの表面が白くなったら手早く鶏がらを氷水にうつし、汚れや血をとる。
その後は鶏がらをざるなどにあげておく。
合わせて煮ていく
鶏がらと水1.5リットルを鍋に入れて強火で加熱していきます。
沸騰後にアクをとってさらに弱めの中火で20分くらい煮る。
鶏がらを取り除く。
鶏もも肉を加えて加熱。
5分くらいたったら、砂糖としょうゆを加える。
糸島周辺では、砂糖の代わりに黄ザラメを使うこともあるとのことです。
次に白菜と下ゆで済みの糸こんにゃくを加えて2~3分煮ます。
その後に焼き豆腐と青ねぎを加えます。
青ねぎが柔らかくなったら火を止めて、そうめんを入れたお椀に盛り付けます。
おいしそう!
こちらで一人分が470kcal、塩分3.6gです。
そうめんちりは糸島の郷土料理!甘さが特徴
そうめんちりは糸島市の郷土料理です。
昔から宴会や親戚・町内の集まりやお祭りなどでよく食べられてきた料理で、いわばおもてなし料理だったのです。
昔は、そうめん、鶏肉、砂糖、醤油は大変貴重な食材だったということで、それらをふんだんに使っているこの料理はまさに「ごちそう」ですね!
まるですき焼きのような甘い味付けになっているそうで、九州の味を全く知らない筆者はぜひ食べてみたい!
糸島市は、前原市、志摩町、二丈町が町村合併して2010年にできた市で、現在の人口は10万人ほどです。
地理的な特徴からも想像できますが、農業も漁業もさかんで海の幸も山の幸も豊富なんでしょうね。
本日は、朝ドラのおむすびに登場した糸島の郷土料理・そうめんちりのレシピをNHK「きょうの料理」のレシピで紹介しました。
用意するのが難しそうな材料は強いてあげると鶏がらになるでしょうか。
でも何とかして食べたーい!
※鶏がらスープをとるのが難しい場合は、食材の鶏ももを多め(1.5倍くらい)にしてみるといいそうです。その場合には、煮込みすぎに注意して15分くらいにしましょう
個人的には甘い味の仕上がりというのが、とても楽しみです。
ぜひ一度作ってみてくださいね。
同じくドラマ内の宴会に登場したかしわめしのおむすびについてもまとめました。「朝ドラおむすびの食卓に並ぶ料理レシピ|かしわめしのおむすび」ぜひ合わせてお読みください!
「朝ドラおむすびの食卓に並ぶ料理|米田家の食事は野菜が豊富」こちらもぜひ合わせてお読みください!
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